2-3-0340

Fountain Investment could possibly ——– the goal of a 30 percent reduction in operational costs for the year.
(A) achieve
(B) achieving
(C) achieves
(D) achievable

大文字は固有名詞

文章の文脈を把握するときにいちばん大事なのはやっぱり、主語[S]の部分をしっかり抑えることです。

しかし、その主語がどこなのか迷ってしまうと、先に進めなくて困ってしまいます。(これはビジネスシーンで英語を読むときもよくあることです)

そのとき、ひとつの手がかりになるのが、大文字の部分です。

この例文では “Fountain Investments”ですね。これで「ファウンテン・インヴェストメンツ」という会社のことのストーリーなんだな、ということを把握できるようになりましょう。

実際、TOEICでも、見たことも聞いたこともない会社名ばかり出てきます。(架空のストーリーなんだから当然です)

また、見たことも聞いたこともない地名も人名も出てきます。(そりゃそうです。いくらなんでも、世界中の地名を知ってるわけではないですからね!)

そういうときに手がかりになるのが「大文字」です。

選択肢を俯瞰しよう

選択肢は “achieve…”の集まりですね。つまり動詞です。これのいずれかを正しく選びましょう。

すると、ヒントになるのが “could possibly…”ですね。

だとすれば、次にくる動詞は原形でなければなりません。

すると正解は (A) “achieve” でなければならないことがわかります。キマリ!

全体をあらためて見てみましょう。

Fountain Investment could possibly achieve the goal of a 30 percent reduction in operational costs for the year.

では、この例文を、自分なりに解釈してみてください。
“翻訳”ではありません。解釈です。自分なりの自由な解釈でかまいません。

フムフム・・・
「ファウンテン・インヴェストメント社は・・」
「きっとたぶん・・」
「達成するだろう・・・」
「30パーセント削減というゴール・・・」
「オペレーションコスト・・」
「今年の・・・」

ということのようです。

このあたりまで解釈できれば十分ですよね。

can と could

みなさんのなかには、
“canは現在形で「できる」。couldは過去形で「できた」。”
と習ったかもしれません。

でも、そんなに単純でもないですし、厳密でもありません。

couldは、「できるだろう」という、「未来の予測」もあります。

特に この例文のように “possibly”(おそらく)が付加されていればなおさらです。

まとめ

今日のこの練習では、

  • 大文字は固有名詞

を勉強しました。

ありがとうございました。おつかれさまでした!また明日もお会いしましょう!