Fountain Investment could possibly ——– the goal of a 30 percent reduction in operational costs for the year.
(A) achieve
(B) achieving
(C) achieves
(D) achievable
大文字は固有名詞
文章の文脈を把握するときにいちばん大事なのはやっぱり、主語[S]の部分をしっかり抑えることです。
しかし、その主語がどこなのか迷ってしまうと、先に進めなくて困ってしまいます。(これはビジネスシーンで英語を読むときもよくあることです)
そのとき、ひとつの手がかりになるのが、大文字の部分です。
この例文では “Fountain Investments”ですね。これで「ファウンテン・インヴェストメンツ」という会社のことのストーリーなんだな、ということを把握できるようになりましょう。
実際、TOEICでも、見たことも聞いたこともない会社名ばかり出てきます。(架空のストーリーなんだから当然です)
また、見たことも聞いたこともない地名も人名も出てきます。(そりゃそうです。いくらなんでも、世界中の地名を知ってるわけではないですからね!)
そういうときに手がかりになるのが「大文字」です。
選択肢を俯瞰しよう
選択肢は “achieve…”の集まりですね。つまり動詞です。これのいずれかを正しく選びましょう。
すると、ヒントになるのが “could possibly…”ですね。
だとすれば、次にくる動詞は原形でなければなりません。
すると正解は (A) “achieve” でなければならないことがわかります。キマリ!
全体をあらためて見てみましょう。
Fountain Investment could possibly achieve the goal of a 30 percent reduction in operational costs for the year.
では、この例文を、自分なりに解釈してみてください。
“翻訳”ではありません。解釈です。自分なりの自由な解釈でかまいません。
フムフム・・・
「ファウンテン・インヴェストメント社は・・」
「きっとたぶん・・」
「達成するだろう・・・」
「30パーセント削減というゴール・・・」
「オペレーションコスト・・」
「今年の・・・」
ということのようです。
このあたりまで解釈できれば十分ですよね。
can と could
みなさんのなかには、
“canは現在形で「できる」。couldは過去形で「できた」。”
と習ったかもしれません。
でも、そんなに単純でもないですし、厳密でもありません。
couldは、「できるだろう」という、「未来の予測」もあります。
特に この例文のように “possibly”(おそらく)が付加されていればなおさらです。
まとめ
今日のこの練習では、
- 大文字は固有名詞
を勉強しました。
ありがとうございました。おつかれさまでした!また明日もお会いしましょう!