During yesterday’s press conference, Mr. Shimura ——– denied that the company would acquire Seattle-based White Corporation.
(A) emphasized
(B) emphatic
(C) empathically
(D) emphasis
まずは文型から
“During yesterday’s press conference”は、情景を説明しているだけですね。ここにコアはありません。
つづいて”Mr. Shimura”を発見しました。これが主語[S]です。
つづいて”——-“があり、 そして “denied”があります。これが動詞[V]なのは間違いないですね。
つづいて “that”を発見しました。つまり、2つめの文が始まることを示唆しています。
ふたつめの文の主語はどれでしょう? そう、”the company”ですね。これが主語[S2]です。
この[S2]を受ける動詞は? そう、”acquire”です。
動詞が”acquire”なので、次に目的語[O]がきて、[S+V+O]の第3文型を構成するはずです。
そう、”White Corporation”が目的語[O2]ですね。
おもいっきりシンプルにしてみると・・
1: Mr. Shimura ——– denied.
2: company acquire White Corporation.
では解答にフォーカス
動詞[V1]の”denied”の前に立って動詞を修飾するには、副詞でなければなりません。
選択肢のなかで副詞なのは・・・?
はい、”….ly”で終わっている (C) “emphatically”ですね。
これでキマリ!!
ちょっと脱線
さて、 “emphatically”って、なんでしょう?日本語でなんていえばいいんでしょう?
辞書を引かないで、イマジネーションしてみてください。
“emphasize”はご存知ですよね。そう、「強調する」という意味です。
なので、それを副詞にして、”denied”を修飾しているということは・・・?
「強く否定する」と言ってる情景なんだろうな。ということがわかります。
“emphatically”について、これ以上追い込むのはやめときましょう。
TOEICは「正しく翻訳する試験」ではありません
TOEICは「問題の英文を日本語に正しく翻訳できるかどうかを試す試験」ではありません。
このことを、いまいちど再認識してほしいのです。
要は情景がわかって、正しい単語を選択できればオッケーなのです。
実際の英語ビジネスシーンでも、日常英会話シーンでも、”正確さ”は求められてないでしょ?