1-8-0010

During yesterday’s press conference, Mr. Shimura ——– denied that the company would acquire Seattle-based White Corporation.

(A) emphasized
(B) emphatic
(C) empathically
(D) emphasis

まずは文型から

“During yesterday’s press conference”は、情景を説明しているだけですね。ここにコアはありません。

つづいて”Mr. Shimura”を発見しました。これが主語[S]です。

つづいて”——-“があり、 そして “denied”があります。これが動詞[V]なのは間違いないですね。

つづいて “that”を発見しました。つまり、2つめの文が始まることを示唆しています。

ふたつめの文の主語はどれでしょう? そう、”the company”ですね。これが主語[S2]です。

この[S2]を受ける動詞は? そう、”acquire”です。

動詞が”acquire”なので、次に目的語[O]がきて、[S+V+O]の第3文型を構成するはずです。

そう、”White Corporation”が目的語[O2]ですね。

おもいっきりシンプルにしてみると・・

1: Mr. Shimura ——– denied.
2: company acquire White Corporation.

では解答にフォーカス

動詞[V1]の”denied”の前に立って動詞を修飾するには、副詞でなければなりません。

選択肢のなかで副詞なのは・・・?

はい、”….ly”で終わっている (C) “emphatically”ですね。

これでキマリ!!

ちょっと脱線

さて、 “emphatically”って、なんでしょう?日本語でなんていえばいいんでしょう?

辞書を引かないで、イマジネーションしてみてください。

“emphasize”はご存知ですよね。そう、「強調する」という意味です。

なので、それを副詞にして、”denied”を修飾しているということは・・・?

「強く否定する」と言ってる情景なんだろうな。ということがわかります。

“emphatically”について、これ以上追い込むのはやめときましょう。

TOEICは「正しく翻訳する試験」ではありません

TOEICは「問題の英文を日本語に正しく翻訳できるかどうかを試す試験」ではありません。

このことを、いまいちど再認識してほしいのです。

要は情景がわかって、正しい単語を選択できればオッケーなのです。

実際の英語ビジネスシーンでも、日常英会話シーンでも、”正確さ”は求められてないでしょ?